利用者からの要望が非常に多かったというオフライン利用は、特定のエリアのデータをあらかじめキャッシュしておくことで可能になる。数週間以内にリリースされるAndroid版Googleマップアプリで利用できるようになり、対応プラットフォームを順次広げていく。
ストリートビューについては、特殊な全方位カメラで撮影する必要があるが、このカメラは車両への搭載が前提となっている。Googleではこれまでに自動車はもちろん、3輪自転車、スノーモービル、船、列車などにもカメラを搭載してきたが、そのような車両や船が入れない場所は撮影できなかった。
今回の発表によると、新たに人間が背中に背負うタイプの全方位カメラ「Street View Trekker」を開発。山奥や国立公園内の遊歩道なども撮影できるようになった。ただし、まだ撮影を開始したばかりなので、そのストリートビューを利用できるようになるのはもう少し先のようだ。
また、Googleアースでは2006年から建物の3Dモデルを表示しているが、モバイル版でも都市部の3Dモデルが見られるようになるという。