ホンダは15日、東京都江東区の日本科学未来館で、パーソナルモビリティとして開発を進めている『UNI-CUB』を発表した。同館に2台を配置し、6月から2013年3月まで共同で実証実験を行う。UNI-CUBは2011年12月に公表していたプロトタイプをさらに改良したもので、肘掛状のジョイスティックを廃止するなど、よりコンパクトでシンプルなボディーとした。ジョイスティックに代わり、乗った人がスマートフォンで同様の操作ができるようにした。基本的には、身体を傾けるだけで全方位への移動や速度調整ができる。最高速度は6km/hで、1充電あたりの航続距離は6km。登坂能力は約5度。リチウムイオンバッテリーを搭載し、2時間でフル充電できる。実用化の時期は未定であり、本田技術研究所の開発責任者である末田健一主任研究員は、「実証実験で新たな用途などを探り、実用化への取り組みにつなげていきたい」と述べた。また科学未来館の毛利衛館長は、「将来はGPSをつけて館内を一定の時間で見学するなどの用途につなげたい」と話した。
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