米AMDは19日(現地時間)、第1四半期(1~3月)の決算を発表した。売り上げは微減ながら、パソコン需要の増加に助けられ事前の予測は上回った。 売り上げは15億9000万ドルで前年同期の2%減。純利益は5億9000万ドルの赤字となった。1株あたりの損失は80セント。前年同期は5億1000万ドルの黒字だった。事前の予測では売り上げが15億6000万ドルだった。 先にGartnerが発表した調査結果では、第1四半期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比1.9%の増加となった。事前の予測では1.2%の減少とされていたが、ヨーロッパなどで予想を覆す需要増があった。AMDでは第2四半期の見通しを前年同期比3%増(プラスマイナス3%)と発表した。