米コロンビア大学ジャーナリズム大学院は16日(現地時間)、2012年のピューリッツァー賞を発表した。同賞の歴史で2番目の若さとなる24際の女性ジャーナリストが受賞するなど話題に富んだ発表となった。 ジャーナリストとして最も栄誉あるこの賞を24歳で受賞したのは、パトリオット・ニュースのサラ・ガニム記者。ペンシルベニア州立大学のアメリカンフットボール部コーチの幼児性的虐待事件をスクープした一連の報道が評価された。 ガニム記者はそのペンシルバニア州立大学の卒業生で、昨年パトリオット・ニュースに採用されたばかり。米国ではこの事件は非常に大きな関心を集め、スポーツ界にとどまらない一大スキャンダルとなっている。 ピューリッツァ賞は3年前からWebサイトのみで発表された報道も審査対象としているが、今年は報道部門の「国内報道」で初めて営利オンライン新聞の「ハフィントンポスト」のデービッド・ウッド記者が選ばれた。また、同じオンライン新聞の「ポリティコ」からも漫画家のマット・ウォーカー氏が「時事漫画」で選出された。オンライン新聞が2つを受賞したことはネットメディアの台頭を象徴するものといえる。
長澤まさみ、目黒蓮、小池栄子らが「第31回橋田賞」受賞に喜び!目黒蓮「『silent』は僕自身も心を動かされた作品」 2023年5月10日 「第31回橋田賞」授賞式が10日に都内で行われ、受賞者の長澤ま…