フラッシュバックはMac OS Xに感染するマルウェアで、現在、世界で60万台以上のMacが感染していることが分かり、大きな問題となっている。感染経路は米アドビシステムズの「Flash Player」のアップデートを利用したもの。アップルでは4月3日にこの脆弱性を修正するアップデートをリリースしている。
今回の発表では、まずMac OS Xを使用しているユーザーに、アップデートを確実に適用するように呼びかけたうえで、「アップルはフラッシュバック•マルウェアを検出して削除するソフトウェアを開発しています」とした。また、フラッシュバックの機能はマルウエア作者のサーバーに依存しているとして、この制御ネットワークを無効にするために世界中のIPSと協力するとしている。