米Googleは28日(現地時間)、Googleの提供するサービスの利用状況の履歴を表示する新機能「アカウントアクティビティ」のベータ版を公開した。デフォルトでこの機能は無効になっており、アカウント設定で有効にすることで利用できる。 この機能を有効にすると数分でアカウントとなっているメールアドレスにメールが届く。そのメールにあるリンクをクリックすると過去一ヶ月分のアクティビティが表示される。その内容は、ログインした場所、使用したブラウザ、プラットフォーム、Gmailで送受信したメールの件数、Google検索で検索した件数、上位の検索ワードなど。 Googleでは、この機能をセキュリティ向上に役立てることができるとしている。たとえば身に覚えのない場所からの、あるいは使っていないプラットフォームからのログインが記録されていれば、パスワードを盗まれている可能性があるので、パスワードを変更するといった対策がとれる。 この機能は批判を受けたセキュリティポリシーの変更により可能になったものだ。Googleでは今後もこの機能を拡充していくとしている。
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