日本教育工学会(JSET)では、2012年度の産学協同セミナー「産学で議論 教育工学の視点からの未来の学校(教室)〜明日の教育現場でのICT利活用を考える 韓国から学び日本を考える〜」を、4月21日に内田洋行・新川オフィスにて開催する。 日本教育工学会は、人文社会系と理工系、人間に関する学問分野を融合した「教育工学」を扱う研究団体。同イベントは、内田洋行の協賛のもとに行われる今年度の産学協同セミナーで、学校教育におけるICT活用をテーマに行われる。 日本では、昨年4月に「教育の情報化ビジョン」が文部科学省により発表され、今後の学校教育における総合的な推進策がまとめられたが、韓国ではその2ヵ月後にさらに日本の先を行く具体的なプラン「スマート教育推進戦略」が政府より発表された。韓国の戦略は、教育競争力を世界3位まで上昇させるため、2015年にはすべての学校にデジタル教科書を導入。ユビキタスベースのスマートで楽しく、国際社会や地域社会とも連携した「未来学校」を国を挙げて推進していくという。 今回のセミナーでは、こうした韓国の教育ICTの状況について韓国教育情報学術院のソン・ジェシン氏による講演が予定されている。また、ICT活用を推進するうえで不可欠となる学会と産業界との連携について、産学それぞれの立場から幅広く議論していくという。 参加費は無料。参加申し込みはホームページの専用フォームより先着順に受け付ける。◆2012年度 JSET 産学協同セミナー 「産学で議論 教育工学の視点からの未来の学校(教室) 〜明日の教育現場でのICT利活用を考える 韓国から学び日本を考える〜」日時:2012年4月21日(土)13:30〜17:00(受付開始 13:00)場所:株式会社内田洋行 新川オフィス(ユビキタス協創広場CANVAS)費用:無料定員:100名 ※先着順申し込み:ホームページの専用フォームより