デモは、同社が開発しリリース予定のアプリケーションで、旅行代理店においてツアーのプランを提案するためのシステムだ。発表にあたった、セカンドファクトリー デザイン&デベロップメント事業本部 コーポレートマネージャ 有馬正人氏は、「脱日常を体験する旅行について、そのプランを立てる段階や予約の段階からワクワクしてもらえるようなアプリを考えました。」と述べ、トラベルプランニングのアプリケーションを紹介した。
有馬氏によれば、「SUR 40」を使えば、店舗は顧客と共同作業をしながら商品(この場合、旅行プラン)を組み立てていくことができ、TAGバーコードが付いたサンプルやギミックを使い斬新かつ自然なUIを提供できるとし、これは既存のスレート端末では実現しにくいだろうと述べた。同社では、他にもCMSコンテンツと連動するレストランのオーダーメニューシステムも手掛けている。
開発作業についても、Windows系のリソースが活かせることもメリットとして挙げた。
「SUR 40」が発表されたタイミングでは、Windows 8のコンシューマベータの配布が始まったところである。この製品はWindow 7ベースで開発されているが、Windows 8やMetroインターフェイスへの対応について聞いたところ、有馬氏は、「Surface 2がWindows 8に対応するタイミングは不明ですが、Surfaceのアプリケーションそのものは、かなりMetroインターフェイスを意識したものになっています。」と答え、ルックアンドフィールの違和感のなさを協調した。