ソニーは26日(バルセロナ現地時間)、スペイン・バルセロナで展示会「Mobile World Congress 2012」が開催されるのに合わせ、同展示会開幕前日の夜にAndroidスマートフォンの新機種「Xperia P」「Xperia U」を発表した。15日にソニーによるSony Ericsson Mobile Communicationsの完全子会社化が完了(社名はSony Mobile Communicationsに変更)したため、「Sony Ericsson」としてではなく「Sony」として行う初の発表会となった。
画像や動画を高画質化する「Mobile BRAVIA Engine」、Exmor R for mobileセンサーを採用し1080pのフルHD動画撮影も可能な800万画素カメラ、HDMI接続機能など、従来のXperiaハイエンドモデルに搭載された機能の多くを継承。NFCもサポートする。プロセッサはST-EricssonのU8500(デュアルコア・1GHz)。最上位機種とは違ってパフォーマンスよりも全体のバランスを重視したモデルであり、よりコンパクトに設計する必要もあることから、QualcommのSnapdragonシリーズではなくU8500を採用したという。内蔵ストレージは16GB(うちユーザーが利用可能な領域は約13GB)。