「Adobe Flash Player 11.1.102.55 およびそれ以前」には、複数の脆弱性が存在する。特に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2012-0767)を使用した標的型攻撃がAdobe Systems社により確認されており、攻撃用サイトに誘導するリンクが含まれたメールが送りつけられているという。メール本文に含まれるリンクをユーザがクリックすると、攻撃者がユーザになりすましてWebサイト上でユーザの設定を変更をしたり、Webメールにアクセスするなどの影響を受ける可能性がある。JPCERT/CCでは、「Adobe Flash Player 11.1.102.62」にアップデートするよう呼びかけている。 《吉澤亨史@ScanNetSecurity》