日立製作所は14日、オンデマンド配信、ポータルページの自動生成、端末間連携などに対応した、マルチスクリーン映像配信ソリューション「Videonet.tvシリーズ」を発表した。15日から販売を開始する。 日立は、2006年からネットTV向けに映像配信サーバシステム「Videonet.tv」を提供しており、今回ネットTVの他に、新たにスマートフォンやPCを追加した。あわせて動画・画像のオンデマンド配信、スマートフォン、TV、PCの種類に応じたポータルぺージ(入り口となるWebページ)の自動生成、ブックマークやポータルページの共有による視聴連携等の機能を拡充した。日立は本ソリューションを、映像配信サービス事業者や映像配信プラットフォームを提供するクラウドサービス/ASP事業者、およびビジネス用途で映像配信を利用する企業向けに、ソフトウェアパッケージとして提供する。 「Videonet.tvシリーズ」のオンデマンド配信では、プログレッシブ・ダウンロード配信に比べ、必要のない動画データをダウンロードしないためネットワーク回線を効率よく使用できる。また、TV、PCに対しては「デジタルテレビ情報化研究会HTTPストリーミング仕様」に準拠した高速なストリーミング配信が可能となっている。スマートフォンに対しては、端末のアクセス回線の速度に応じて、最適な配信帯域を選択可能な“アダプティブ・ストリーミング配信”をサポートする。 また、コンテンツ管理者が、映像コンテンツを配信サーバへ登録するだけで、スマートフォン、TV、PCの各端末の画面に適したポータルページが自動生成される。さらに、映像フォーマットを変換するトランスコーダと連携することで、1つの映像を受信端末の種類に応じて映像形式や配信帯域を自動変換する。 そのほか、スマートフォン、TV、PCの異なる端末間で、ポータルページやブックマークを連携することでTVで観ていた映像の続きをスマートフォンやPCで再生することなどが可能。
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