ペンタックスは8日、カメラの総合展示会「CP+2012」に開発中の交換レンズなど7点を参考出展することを発表した。 「smc PENTAX-D FA645 90mmF2.8」(仮称)は、同社の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」向けの中望遠単焦点レンズ。販売開始は2012年。焦点距離はポートレート撮影での利用を想定しているとする。 「smc PENTAX-DA 560mmF5.6」(仮称)は、Kマウント対応のデジタル一眼レフカメラ向け超望遠単焦点レンズ。販売開始は2012年。主に遠景撮影での利用を想定しており、天体望遠鏡の技術を設計に取り入れたことで、クリアな描写ができるとしている。 「smc PENTAX-DA 50mmF1.8」(仮称)は、Kマウント対応のデジタル一眼レフカメラ向け標準単焦点レンズ。販売開始は2012年。解放F値は1.8となっており、明るく自然なボケ味のある描写ができるとうたう。 「TELEPHOTO ZOOM」(仮称)は、Qマウント対応のデジタル一眼レフカメラ向け望遠ズームレンズ。販売開始は2012年。高性能レンズシリーズからの販売を予定しており、画像周辺部までクリアでコントラストの高い描写ができるという。 「MOUNT CAP LENS」(仮称)は、Qマウント対応のデジタル一眼レフカメラ向け標準単焦点レンズ。販売開始は2012年。ユニークレンズシリーズからの販売を予定しており、トイカメラ風の撮影が可能なボディキャップを採用している。 「Kマウントレンズ用アダプターQ」は、Kマウント対応の交換レンズを、Qマウント対応のデジタル一眼レフカメラに装着するためのアダプタ。販売開始は2012年夏。シャッターを内蔵しており、マニュアルフォーカスでの撮影が可能。 そのほか、同社のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-01」専用として、製品名は未定の新設計レンズも参考出展する。販売開始は未定。超薄型サイズを実現可能としている。