カナダのRIMは22日(現地時間)、CEOの交代を発表した。マイク・ラザリディス氏とジム・バルシリー氏の2人体制だったCEOが共に退任し、トーステン・ハインズ最高執行責任者(COO)が社長兼CEOに昇格した。 RIMは独自OSを採用するスマートフォンBlackBerryを展開しており、一時はアメリカでiPhoneに匹敵するほどの人気を獲得した。しかし、少しずつiPhoneに人気を奪われるようになり、Androidのスマートフォンが登場するとさらにシェアが落ち込んだ。 経営状況が悪化しているRIMではその立て直しが急務となっている。一時は韓国のサムスンがRIMを買収するとの憶測があったが、サムソンはこれを否定している。また、今回のCEO交代を受けて、RIMの株価は約8%下落した。