テスト対象となった無償アンチウイルス製品は、Antivirus Free、BluePoint Antivirus Free、GuardX Antivirus、Kinetoo Malware Scan、LabMSF Antivirus beta、Privateer Lite、Zoner AntiVirus Freeの7製品。比較対象として、F-Secure Mobile Security、Kaspersky Mobile Securityの商用製品2つもテストに用いられた。
その結果、Android向け無償ウイルス対策製品は「ほとんど効果なし」だったという。一般的な無償アンチウイルス製品が見せたパフォーマンスが非常に低かったことから、AV-Test.orgは、「こうした製品は気休めに過ぎず、かえってユーザーを危険にさらすものである」と結論づけている。 比較のために2つの商用アンチウイルス製品がテストされ、そのうちの1つであるKaspersky Mobile Securityは、10つの悪意あるプログラムすべてを、起動またはインストールの段階で検知したとしている。