米マイクロソフトは12月14日(現地時間)、WindowsLiveメッセンジャーについて、サードパーティのクライアントでアクセスできるよう仕様を公開した。 WindowsLiveメッセンジャーは世界で300万人のアクティブユーザーを擁する人気サービス。今回、サードパーティがXMPPのオープンスタンダード経由でネットワークへアクセスできるように一般公開した。マイクロソフトでは、「これは誰もが革新的なメッセージングクライアントを構築できることを意味する」としている。 これにより、サードパーティはリバースエンジニアリングに頼ることなく容易にクライアントソフトを作成してサービスに参加することができるようになる。 WindowsLiveメッセンジャーはFacebookチャットやGoogleトークといった後発のサービスにユーザーを奪われている状況にあり、今回の仕様公開はこうした状況を打開する目的がある。