インテルは21日、ヘルスケア体験イベント「パソコンで“健考”相談室」に1,000人を越える来場者があったことを発表した。 「パソコンで“健考”相談室」は11月9日~11日の期間に、JR品川駅構内のイベント・スペースに開設。血圧測定ならびにデータの自動管理を体験可能で、健康管理機器とパソコンなどのICT機器、オンライン・ヘルスケア・サービスとの相互運用を実現する「コンティニュア規格」に対応した機器が使用された。 健康増進の啓発活動として、NTTレゾナント株式会社が提供するオンライン・サービス「gooからだログ」を利用し、来場者の測定結果を集計したところ、半数以上が“高めの血圧”だったという。さらに今回のイベントでは、将来の遠隔診療を想定し、パソコンのビデオ会議機能を使い、離れた場所にいる健康アドバイザーによる健康相談も試験的に実施された。来場者は測定結果をもとに正常な血圧を維持するための遠隔アドバイスを受けた。 なお本イベントではエー・アンド・デイの血圧計、東芝ならびにパナソニック製のコンティニュア対応パソコンが使用されており、一般消費者向けには、11月末より「NTT-X Store」で販売開始される予定。