ヤマビシは、主に車載インバータなどの評価試験に使用されている、バッテリー模擬電源装置『バッテリーシミュレータYRD-BSシリーズ』を開発。11月18日より販売を開始する。車載インバータなどの評価試験は、事前に充電したバッテリーを使用して行われることが多く、バッテリーの劣化などによるコスト面での問題が多かった。今回発売するバッテリーシミュレータYRD-BSシリーズは、フルデジタル制御と専用アプリ(バッテリー模擬ソフト)を連携させた電力回生型直流電源装置。ニッケル・水素充電池、リチウムイオン二次電池など、実バッテリーの特性を忠実に再現する。車載インバータなどの開発で、実バッテリーとYRD-BSシリーズを置き換えることで、試験時間やコストの大幅な低減を実現する。価格は842万5200円から。