NTTコミュニケーションズのクラウド対応のデータネットワークサービス「Arcstar Universal One」。5月から国内向けにはすでに提供を開始していたが、9月30日より世界159カ国を対象に提供エリアを拡大。NTT Communications Forum 2011では、端末危機やPCなどで活用事例を紹介した。 Arcstar Universal Oneは、「サービスレイヤーを気にせず品質と価格で選べるシンプルな4つのプラン」「バックアップ回線の標準装備による高信頼性」「クラウド対応」という3つのコンセプトを特徴するが、今回の世界展開により、国内外一体となった運用・保守を可能にしている。 通信品質は4つの「Grade(グレード)」に分かれており、コストとクオリティに応じてチョイスできる。帯域確保をコミットしアクセス回線を二重化した「Premium Grade」、帯域確保型のアクセス回線をメインで用い、バックアップとしてベストエフォート型のアクセス回線等を用いて冗長化した「Business Grade」、メイン回線に一部帯域確保型(契約帯域の一部を確保)のアクセス回線を用いる「Economy Grade」、そしてメイン回線に帯域確保指定のないベストエフォート型の「Light Grade」となる。 プランも4つあり、国内拠点と海外拠点間、海外拠点同士を内線化できるIP電話サービスの「Extentionプラン」、海外拠点からの低価格な外線発着信サービス「SIP Trunkingプラン」、IP電話・カンファレンス機能・メッセージング機能・在席確認機能を統合したクラウド型のコミュニケーションサービスの「UCaaSプラン」、そして国内外に対応したクラウド型コンタクトセンターサービス「Contact Centerプラン」となる。 Skypeなどの低廉なIPサービスをtoB用途で利用する企業も増えているが、Arcstar Universal Oneではいずれのサービスも、国内外を問わずネットワークの構築と設計から保守/運用までを同社が一元的に提供できることがメリットだ。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…