博報堂は、全国の20〜60代の男女1000人を対象に「スマートグリッドに関する生活者調査」を実施し、その結果をまとめた。調査は、昨年11月に続いて2回目の実施。「スマートグリッド」についての認知は前回調査時に比べ、14.6ポイントアップの51.0%。認知度は過半数を超えた。「スマートグリッド」から連想するものは、昨年は「エコ」や「省エネ」などの漠然としたイメージが上位だったのに対し、今回は「電気の効率的使用/有効利用」など、はっきりとしたエネルギーコントロール技術であると理解する人が多くなった。今後導入してみたいエネルギー関連サービスについては、「太陽光パネル」、「家庭用蓄電池」、「売電システム」が上位を占め、エネルギーを自分で作ってコントロールすることに魅力を感じる人が増えていることが明らかになった。