米Appleは10月4日(現地時間)、本社のカリフォルニア州クパチーノでの新端末「iPhone 4S」発表会で、「iOS 5」の提供を10月12日から開始することを明らかにした。また、同社のクラウドサービス「iCloud」も同じく10月12日から提供する。 iOS 5では、iCloudとの連携により、音楽やアプリ、写真などPCやMac(いわゆる母艦)につなぐことなくアップデートすることが可能になるなど、200以上の新機能が搭載される。 またTwitterとの連携をはじめとして、写真やカメラ、Safari、YouTubeなどの機能から1回のタップで直接ツイートすることができる。またプッシュ通知を閲覧・管理する「Notification Center」、iOSデバイス間でテキストメッセージ、写真、ビデオを送信できるメッセージングサービス「iMessage」、新聞と雑誌購読の購入・管理ができる「Newsstand」機能などが搭載された。 さらにカメラのフォーカス・露出ロック、切り取り、回転、赤目除去などの編集機能や、Game Centerアプリケーション内からゲームを購入できる機能、iPad 2の画面表示をApple TVを通して無線でHDTVに表示する「AirPlay Mirroring」なども備えている。 iCloudは、Apple IDに登録されたiOS 5端末あるいはOS X Lionユーザーに対して無償で5GBバイトの容量と共に提供される。追加のストレージは、10GB分が年間20ドル、20GB分が年間40ドル、50GBは年間100ドルでの提供となる。 iTunes Storeで販売している楽曲であれば、CDからリッピングしたものも含めてライブラリ内のすべての楽曲を256kbps AACのDRMフリー版としてダウンロードできる iTunes Matchは年間24.99ドル。
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