東京電力が16日午前9時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●福島第一原子力発電所※9月15日午後3時45分、2号機原子炉への注水について、炉心スプレイ系からの注水量を約2.0m3/hに調整（給水系からの注水量は約3.8m3/hで継続中）。※9月15日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を再開。同日午後4時、移送を停止。※水処理設備（除染装置、セシウム吸着装置）の処理性能を確認したところ、除染装置の処理後に放射性物質の濃度が上昇していることを確認。原因調査のため、9月15日午後6時22分に水処理設備を一旦停止し、午後6時42分にセシウム吸着装置単独での起動操作を開始、午後6時46分に定常流量（約30m3/h）に到達。なお、第二セシウム吸着装置については、継続して運転中。※9月14日午前9時53分から9月16日午後2時35分まで、1号機タービン建屋内復水器からタービン建屋地階へ滞留水の移送を実施。
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