KDDIは13日、第66回国民体育大会(山口国体)において、「スマートデバイスを活用した競技記録の電子閲覧」「auスマートフォンの電子メールとGPSを活用したエリア限定ワンセグチャンネル選局機能」の実証実験を行うことを発表した。 期間は10月1日~10日の17時~20時。中原中也記念館(所在地:山口県山口市)前の特設会場「おいでませ! 湯田温泉ぶちええ横丁」において実施する。 「スマートデバイスを活用した競技記録の電子閲覧」では、山口県の国体ホームページに掲載された当日までの競技結果や翌日以降の競技予定など山口国体に関する情報を配信。WiMAX/Wi-Fiのネットワークを通して、会場内に配備されたタブレット端末「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」で閲覧可能とする。WiMAX/Wi-Fiルータを2台、タブレット端末「XOOM」を5台配備する。 「エリア限定ワンセグ」の実験では、中原中也記念館前の特設会場のライブ映像の他、山口市観光案内など独自のワンセグコンテンツを配信する。携帯電話およびスマートフォンなどのワンセグ機能搭載のチャンネルをオート設定(放送波スキャン)し、放送局名「山口国体ワンセグ(湯田温泉)」を選択することで、実験用の独自コンテンツが閲覧可能となる。 エリア限定ワンセグは、チャンネルを選局しにくいことが課題となっているが、KDDIでは継続的に実験等を実施し、スマートフォン向けのチャンネル選局機能の改善を図っていくとしており、今回の実験もその一環となる。今後、緊急速報メール「災害・避難情報」の提供などにおいて技術活用される予定。
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