シスコシステムズは2日、クラウドベース ネットワークの効率とセキュリティを改善する新しいテクノロジーを発表した。データセンターおよびクラウド向けのCisco Unified Computing System(Cisco UCS)などにさまざまな新機能および機能強化を追加した。 今回改善されたのは、データセンターおよびクラウド向けのCisco Unified Computing System(Cisco UCS)、Cisco Nexusスイッチ、Cisco Wide Area Application Service(WAAS)、Cisco IronPort Email Securityなどの製品。 新しいファブリックインターコネクト、新しい仮想インターフェイスカード(VIC)、新しいファブリックエクステンダー(レードシャーシ用I/Oモジュール)によってCisco UCS全体のネットワーク性能を強化した。これにより、ブレードサーバからラックオントップのネットワークまでの帯域幅の大幅な強化(シャーシからのネットワーク帯域幅が2倍増、各ブレードサーバからブレードシャーシへの帯域幅の4倍増)、およびエンド ツー エンドの遅延を40%削減できる見込みだという。Cisco UCSおよびCisco UCS Express(Ciscoサービス統合型ルータ(ISR))では、あらたに仮想化の統合管理プラットフォームであるVMware vCenterをサポートした。 Cisco WAASでは、業界初となるコンテキストを意識したデータ冗長性排除(DRE)を導入する。さらに、1~2,000のCisco WAASインスタンスを管理できる新しいWAAS Central Managerと統合型Application Performance Manager(APM)を提供する。これにより、アプリケーション パフォーマンスおよびネットワーク利用率の可視性の向上、オペレーション効率の向上、パフォーマンスの問題の迅速な根本原因解析が実現する見込み。 さらに標的型電子メール攻撃に対処する安全性の高い電子メール暗号化を提供する。Cisco IronPort Outbreak Filterは、個人または小グループを標的とする個人宛て電子メール攻撃からの保護を行い、IronPortおよびScanSafeを統合したセキュリティ テクノロジーにより、標的型攻撃の可能性が高いメッセージを特定し、悪意あるWebサイトへのアクセスをブロックする。
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