富士通は11日、従来から提供している「APMモダナイゼーションサービスfor Cloud」において、既存の業務システムを「スリム化」するサービスの販売を開始した。 「APMモダナイゼーションサービスfor Cloud」は、顧客企業が保有している業務システムをクラウド環境に移行するサービス(2010年5月販売開始)。今回の新サービスは、既存システムに対して、利用頻度の低い画面や帳票の統廃合、類似しているデータベースの統合、システム間インターフェイスの統合などを行うものとなっている。 具体的には、アプリケーションの稼働状況を洗い出し、利用頻度が少ないアプリケーションなどの統廃合を行いアプリケーションを集約。インシデント分析により修正頻度が高いプログラムについては、保守性を向上させる対処を行う。次に、データ管理システムの種類、データ項目の利用状況、文字コード、および拡張漢字などの使用状況を把握し、データベースや不要テーブル、および重複している項目の統廃合を行い、データベースを集約させる。あわせてデータ管理システムのライセンスを削減する。さらにアプリケーション間、システム間、他社連携などのインターフェイスの利用状況から、使われていない項目やフォーマットの統廃合を行うことで、インターフェイスを集約。画面・帳票の見える化を行い、利用していない画面・帳票の統廃合を行うことで、画面、帳票を集約する。業務システムのサービスについては、レベルを見直し、適切なサービスレベルに変更し作業の標準化を行う。保守案件、保守費用についても最適化を行う。 価格は個別見積で、例として、アプリケーションのスリム化(3メガステップ)で500万円から、サービス全体(VB6.0で構築された300画面、アプリケーション800本の業務システムをスリム化し、最新バージョンVB.NETへ再生)で1,300万円からなど。
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