パナソニックは28日、3Dグラス「EW3D3」シリーズを発表した。販売開始は9月9日。価格はオープンで、予想実売価格はS/M/Lサイズすべて10,000円前後。 同製品は、3Dアクティブシャッター方式技術の共通規格「3D Active-Shutter Technology Specifications Version 1.0」に対応した3Dグラス。Sサイズ「TY-EW3D3SW」、Mサイズ「TY-EW3D3MW」、Lサイズ「TY-EW3D3LW」がラインアップされ、S/Mサイズの重さ26gは世界最軽量となる(本体重量としてS/Mサイズのみ。アクティブシャッター方式の3Dグラスとして2011年7月28日現在同社調べ)。Lサイズは27g。 薄型グラスレンズを採用し、フレームやテンプル(つる)部分などを新構造とすることで、同社製従来品比約3割の軽量化に成功。テンプル部分には、医療機器や哺乳瓶などで使用されている軽量ナイロン樹脂を使用し、かけやすさも追求している。 同社製3Dテレビ以外にも、規格に準じた3Dテレビなどで使用可能。バッテリー内蔵型で、USB給電方式となる。工場出荷時の状態なら、2分の充電で最大約3時間、30分の充電で最大約25時間以上使用可能。 スイッチはフレーム上部に配置され、動作確認はLED表ランプの点灯パターンで行なう。同社製3Dテレビ「ビエラ」との使用時は、赤外線の同期が外れた際に約5分で電源がオフになる節電機能も使用できる。また、「2Dモード」機能により、同製品を装着しながらの2D映像視聴にも対応。 本体サイズはSサイズが横幅160.5×高さ42.2×奥行き167.6mm、Mサイズが横幅167.7×高さ42.2×奥行き170.7mm、Lサイズが横幅170.6×高さ42.2×奥行き170.7mm。付属品は充電用ケーブル。