東京電力が16日午後4時現在として発表した福島第一・第二原子力発電所の状況は以下の通り。●福島第一原発・7月16日午前10時50分、系統のフラッシング等のため、水処理装置の運転を停止。同日午後2時38分、水処理装置の運転を再開。・7月16日午前10時56分、2号機タービン建屋立坑から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。・7月16日午前10時50分、3号機タービン建屋立坑から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。・7月16日午前11時22分、4号機原子炉ウェルおよび機器貯蔵プールへ淡水の注水を開始。午後3時52分、注水を終了。・7月16日午前10時、6号機タービン建屋から仮設タンクへ移送した低レベルの滞留水について、仮設タンクからメガフロートへの移送を再開。同日午後3時、移送を終了。・7月16日午前4時1分、夜の森線2回線の復旧工事に伴い、5号機非常用ディーゼル発電機(B)を起動(5,6号機外部電源の停止)。同日午後1時5分、5号機非常用ディーゼル発電機(B)を停止。・7月16日午前4時21分、夜の森線2回線の復旧工事に伴い、6号機非常用ディーゼル発電機(B)を起動(5,6号機外部電源の停止)。同日午後1時51分、6号機非常用ディーゼル発電機(B)を停止。・7月16日午前5時28分、夜の森線2回線の復旧工事に伴い、夜の森線を停止(5,6号機外部電源の停止)。同日午後0時5分、作業終了に伴い、夜の森線からの受電を再開。●福島第二原発・7月16日午前11時11分、1号機原子炉冷却材浄化系※が復旧。※原子炉冷却材浄化系・・・原子炉水中の不純物を除去し水質を維持する系統。定期検査中もしくは原子炉停止中は、原子炉内の余剰水を排出して原子炉の水位を制御するためにも使用。