シード・プランニングは11日、裸眼3Dに関連する製品などを取り扱う企業を対象にした3D/裸眼3D市場動向調査の集計結果と、2015年の市場予測を発表した。 調査対象の製品は、テレビ、PC、デジタルフォトフレーム、デジタルカメラ、飲料自動販売機、パチンコ・パチスロ、アーケードゲーム、家庭用ゲーム機、携帯電話、電子書籍、プロジェクター、カーナビ、業務用ディスプレイの計13品目。これら製品に対し、2015年時点の3D/裸眼3D機能搭載状況も予測した。 その結果、2015年にはテレビの約2割が3D対応、うち5%が裸眼3D対応と予測したほか、家庭用ゲーム機は約5割が3D対応、そのすべてが裸眼3Dに対応。プロジェクターは約1割が3D対応、うち80%が裸眼3D対応としている。 調査対象となったのは、ITメディア、NHKメディアテクノロジー、NTTドコモ、エフエーシステムエンジニリング、エヌジーシー、シャープ、ソニー、デジタルアミューズ、ニューサイトジャパン、東芝、東芝モバイルディスプレイ、日本ビクター、任天堂の計13社。3Dシネマ作品としては2010/2011年公開の214本。調査方法は訪問取材およびオープンデータ調査。調査期間は2011年3月1日~6月20日。