ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)は22日、シンガポールで開催されている「CommunicAsia 2011」において、Xperiaシリーズの新製品「Xperia ray」を発表した。今年第3四半期以降に日本を含む世界の各市場において順次発売する。 3.3インチ(480×854ドット)のディスプレイを搭載しており、本体の寸法は高さ約111mm×幅約53mm×厚さ約9.4mm、重量は100g。4インチクラスだった従来のXperiaに比べ大幅な小型化を図っている。CPUには1GHzのSnapdragonを採用したほか、高画質化技術のMobile BRAVIA Engine、Exmor R搭載カメラ(810万画素)による720pの動画録画機能なども備えており、HDMI出力が省かれた他はXperia arcなどのスペックをおおむね引き継ぐ構成となっている。 発表会では「今年第3四半期に日本を含む世界の一部市場」で販売を開始するとコメントされたが、端末メーカーがグローバル向けの機種に関して日本市場での展開予定に触れるのは極めて異例。また、プレゼンテーションの中では、早くからXperiaを採用し共にブランドを構築してきたパートナーとしてNTTドコモの名が挙げられた。NTTドコモはXperia rayの国内販売について「前向きに検討していきたい」としているが、発表会の内容を見る限り夏以降のドコモからの発売はほぼ確実と見られる。
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