ソニーモバイルコミュニケーションズは30日、XperiaのAndroid 4.0へのアップデートのスケジュールを発表した。Xperia arc S、Xperia Neo、Xperia rayの3機種は4月半ばからアップデートが提供される。 ソニーモバイルコミュニケーションズでは、昨年の時点でXperiaの2011年モデル全てにAndroid 4.0へのアップデートを行うと発表していた。今回はその続報としてスケジュールが示されたもので、4月中旬からアップデートがスタートする。 最初にアップデートが提供されるのはXperia arc S、Xperia Neo、Xperia rayの3機種で、その提供は4~6週間かけて行われる。その次はXperia arc、Xperia PLAY、Xperia neo、Xperia mini、Xperia mini pro、Xperia pro、Xperia active、Sony Ericsson Live with Walkman (ウォークマンスマートフォン) と続き、これらは5月末から6月初頭以降にかけて順次行われる。 Android 4.0へのアップデートは通常の方法、つまり3GやWi-Fi経由でのOTAによる提供は行われないことも発表された。アップデートを実施するにはパソコンとXperiaを接続する必要がある。さらに、アップデートの通知なども一切なく、ユーザー側からアクションを起こす必要がある。このような方法に限定したのは、このアップデートが機能を大幅に刷新するものなので、ユーザーにアップデートをするという明確な意思を持ってもらうためだという。 なお、アップデートはキャリアを通して行われるため、実際にユーザーがアップデートを受けられるかどうかはキャリアの対応に左右される。また、日本独自仕様であるXperia acroについてはなんの言及もなされていない。
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