東京電力が21日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●原子力発電所・6月21日午前0時45分、水処理設備のセシウム吸着装置において、高濃度汚染水を使用した通水試験を開始。同日午前7時20分頃、凝集沈殿装置へろ過水を送るポンプがトリップし、水処理設備停止。同日午前11時30分頃、再循環側の流量過負荷によりトリップした当該ポンプを再起動。・6月21日午後0時16分頃、水処理設備の運転を再開。同日午後0時30分頃、定格容量に到達。・6月21日午前11時55分、発電所内の変圧器設置工事に伴い、1号機原子炉格納容器への窒素供給設備を一時停止。・6月21日午前10時2分、1号機原子炉注水量について給水系配管からの注水量を約4.5m3/hから約4m3/hに変更。・6月21日午前10時4分、2号機原子炉注水量について給水系配管からの注水量を約5m3/hから約4.5m3/hに変更。・6月21日午前10時6分、3号機原子炉注水量について給水系配管からの注水量を約11m3/hから約10m3/hに変更。・6月20日午前9時49分、4号機原子炉建屋5階の作業における線量低減のため、同号機原子炉ウェルおよび機器貯蔵プールへ淡水の注水を開始。6月21日午後0時52分、注入を停止。・6月21日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を開始。・6月21日、クローラーダンプにより、5号機周辺ヤードにおいて、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤の散布を実施中。6月21日、資材ヤード他において、作業員が飛散防止剤の散布を実施中。