米IDCは9日(現地時間)、2015年までのスマートフォンの市場規模予測を発表した。それによるとスマートフォンの出荷台数は2011年の4億7,200万台から、2015年末には9億8,200万台となるという。 今年のスマートフォン市場は、フィーチャーフォンと比べ4倍以上の成長率となるという。スマートフォンの平均的な端末価格が落ち着いてきたことに加え、端末性能の向上や割安なデータプランなどが主な要因となっている。 また同社はAndroid OSについて、2011年後半には市場の40%以上を占めると予測している。一方でSymbianは引き続き徐所にシェアを下げていくと予想されるものの、ノキアは2016年まではSymbian端末をサポートするとしている。 ノキアが今後自社端末のメインOSとして表明しているWindows Phone 7だが、同社がWindows Phone 7端末を本格的にリリースし始める2012年までは、大きな成長はないものの、2015年には20%以上のシェアを占め、Android OSに続いて2位の市場規模となることが予測されている。 2011年にシェア18.2%で第3位のiOSは、2015年には16.9%で、大きな成長はないものの引き続き堅調にシェアを維持していくことが予想されるという。
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