東京電力は31日、午前8時頃に福島第一原発5、6号機取水口カーテンウォール付近の海面に、油が漏えいしていることを確認したと発表した。 漏えいしている油の量や拡散している範囲は、現在確認中だという。同社では対策として、外洋への油の拡散を防止するため、オイルフェンス設置等の準備を進めているという。 同社は漏えいの原因について、3月11日に5、6号機用重油タンク2基(容量:各960キロリットル)に重油を供給中に震災が発生したため、重油タンクや重油配管等が損傷している可能性があるとしている。詳細については調査中だという。