デジタル放送は放送波から映像音声データを直接デジタルデータとして取得し、そのままの形式でメディアに記録することが可能である。わが国のデジタル放送はISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Trrestrial)及びISDB-S(Satellite)方式で規定されており、映像音声のデータ形式は、放送系で管理の容易なMPEG-2 TS方式(以下、TSと呼ぶ)が採用されている。このため、BDAV規格ではTSに対応したコンテンツ管理を可能にしている。VR規格とBDAV規格で対応するストリームの種別を表3に示す。
VR規格でサポートされたPSはBDAV規格では記録することができないので、アナログデータを記録するために、HDMV(HD Movie Mode)compatible TSとSESF(Self-Encoded Stream Format)の各方式を規定している。