「第14回組込みシステム開発技術展」(ESEC 2011)の佐鳥電機のブースでは、ジーデバイスがわずかな振動を検出できるボール接点式の超小型センサ「3軸微振動検知センサ(CMN200)」を展示していた。サイズは2.0×2.0×1.2mmと米粒よりも小さいため携帯電話やタグなどへ内蔵可能で、待機電流や駆動電流はほとんど不要、電気出力はON/OFFアナログ出力などの特徴をもつ。 用途としては、アクティブICタグやキーレスエントリーなど節電センサ、金庫や自販機、美術品などの盗難防止センサ、精密機器や輸出品管理などを想定している。 今回は参考出展となっているが、説明員は「現在、話をいただいている案件としてはスマートキーの用途が挙げられる」「鍵は玄関に置いておく場合が多いので、使わない時はスマートキーの電源をOFFにしておく。車に向かう時だけ電源をONさせるという使い方になる」と話す。