東京電力が9日に発表した、同日午前9時現在の福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●原子力発電所・5月5日午後4時36分より、1号機原子炉建屋作業環境改善のため、局所排風機の全台運転(計6台)による原子炉建屋の換気を実施。その結果、原子炉建屋内の放射性物質の濃度に十分な低減が確認されたことから、5月8日午後8時8分に原子炉建屋の二重扉を開放(局所排風機のダクトを取り外し)。局所排風機の設置に使用したシートなどを撤去の上、9日午前4時17分、原子炉建屋の二重扉を開放。その後、午前5時の空間線量率の測定結果を確認し、周辺区域に影響はないと評価。・5月8日、従来の方法により、物揚場西側他において、飛散防止剤を約5,100m2の範囲に散布。・定例的に試料採取を行っている3地点での4月18日採取分について、ストロンチウム89、90を検出。