映像は4月29日に撮影されたもので、4月26日に続いて2度目となる。放射線量などの測定と漏水の確認が主な目的。パックボットは1階の北側の二重扉から進入し、ドライウェル圧力計付近、電気ペネトレーション(原子炉格納容器の電気配管貫通部)、SHCポンプ室の入口の3ヵ所で放射線量を計測した。
各所の放射線量は、ドライウェル圧力計が11.7mSv/h、電気ペネトレーション・機器ハッチが10.5mSv/h、SHCポンプ室入口付近が1,200mSv/hだった。
映像は3分44秒ほどの長さで、2分を経過した辺りでパックボットが、点検用の機材を収納する機器ハッチを撮影している。この機器ハッチの向こう側が原子炉格納容となっている。