東京電力が4日に発表した、同日午前10時現在の福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●原子力発電所・4月29日に採取した海底土(福島第一、第二原子力発電所沖合約3km地点で2ヵ所)について、核種分析を行った結果、よう素131、セシウム134、セシウム137を検出。・採取場所 1:小高区沖合・試料採取日時刻:2011年4月29日10時17分・試料濃度よう素131:190ベクレル/kgセシウム134:1,300ベクレル/kgセシウム137:1,400ベクレル/kg・採取場所 2:岩沢海岸沖合・試料採取日時刻:2011年4月29日8時30分・試料濃度よう素131:98ベクレル/kgセシウム134:1,200ベクレル/kgセシウム137:1,200ベクレル/kg●その他・3月27日から5号機タービン建屋地下の溜まり水について復水器への移送作業を実施しており、3月27日から5月2日にかけて約600m3の移送を実施。・5月2日より1号機原子炉建屋作業環境改善のため、局所排風機設置に係わる作業を開始。