東京電力が3日に発表した、同日午後15時現在の福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●被ばくの可能性・5月1日、女性1名について、法令に定める線量限度(5mSv/3ヵ月)を超えていることを新たに確認。当該女性の線量は、7.49mSvであった。医師による診断の結果、健康への影響はないことを確認。●1号機・炉心注水ポンプへの警報設置のため、消防ポンプによる炉心注水に一時切替(5月2日12:58~15:03)・白煙の吐出確認できず(5月3日6:30現在)・原子炉圧力容器へ淡水を注水中(5月3日15:00現在)●2号機・炉心注水ポンプへの警報設置のため、消防ポンプによる炉心注水に一時切替(5月2日12:58~15:03)・白煙の吐出確認(5月3日6:30現在)・原子炉圧力容器へ淡水を注水中(5月3日15:00現在)●3号機・引き続き白煙の吐出確認(5月3日6:30現在)・原子炉圧力容器へ淡水を注水中(5月3日15:00現在)●4号機・白煙の吐出確認できず(5月3日6:30現在)●5、6号機・5号機及び6号機の起動変圧器(5SB)の受電試験に伴い、残留熱除去系(RHR)ポンプを一時停止(5月2日 5号機13:30~15:03、6号機11:03~14:53)●使用済燃料共用プール・5月2日7:45時点でのプール水温度は28度程度