東京電力が1日に発表した、同日午後3時現在の福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。 5月1日午後2時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を開始。※将来的な電力供給容量増大、絶縁の強化等に向け、4月30日、3、4号機用外部電源を6,900ボルトから66,000ボルトに昇圧。※各号機のトレンチ立坑については、津波対策として閉塞することとし(4号機については4月6日に実施済み)、2、3号機について、5月1日から閉塞作業を開始。※5月1日、無人クローラーダンプにより、4号機タービン建屋南側において、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を約1,000m2の範囲に散布。5月1日、従来の方法により、旧事務本館周辺法面他において、飛散防止剤を散布実施中。※5月1日、東北地方太平洋沖地震発生後の作業に従事していた女性職員1名について、平成23年1月1日を始期とする3月までの実効線量(平成22年度第4四半期分)が7.49ミリシーベルトであり、法令に定める線量限度(5ミリシーベルト/3ヶ月)を超えていることを確認。当該職員については、5月2日に医師による診察を受ける予定。●使用済燃料共用プール・5月1日7時15分時点でのプール水温度は27度程度●リモートコントロール重機によるがれきの撤去状況・4月30日9時15分~16時15分(コンテナ4個分)