東京電力が18日に発表した、同日午前9時現在の福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●原子力発電所・4月17日午後5時39分、コンクリートポンプ車による4号機使用済燃料プールへの水の放水を開始。同日午後9時22分終了。・タービン建屋付近の地下水(サブドレン)について、4月6日、4月13日にサンプリングを行い、よう素131、セシウム134、セシウム137を検出。6日採取分に比べ、13日採取分の放射線濃度が上昇したことを受け、4月14日午後7時25分に経済産業省原子力安全・保安院長より監視強化を行うよう口答指示あり。これを受け、1~6号機の地下水(サブドレン)および構内深井戸に関するサンプリングを週1回から週3回に増やし、監視強化。4月16日のサンプリングで、よう素131、セシウム134、セシウム137を検出。・4月17日午後2時34分、使用済燃料共用プールの電源と並列してつながっている未使用ケーブルの末端養生が不十分であり、短絡が起きたことから、電源側の遮断器が開放され、使用済共用プールへの電源供給が一時停止したが、同ケーブルの取り外しおよび点検実施後、午後5時30分、使用済燃料共用プールへの電源が復旧。・4月17日午前11時30分~午後2時、遠隔操作ロボットによる3号機原子炉建屋内の現場状況(放射線量や温度、酸素濃度の測定等)を確認。同日午後4時~午後5時30分、1号機原子炉建屋内の現場状況についても確認。