三菱電機は12日、液晶テレビ「REAL」の新製品として、動画配信サービス「GIGA.TV」に対応した「ML」シリーズ3機種と「LB」シリーズ1機種を発表した。販売開始は5月10日。価格はオープン。 2シリーズ4機種のラインアップと予想実売価格として、「ML」シリーズの32型「LCD-32ML10」は75,000円前後、26型「LCD-26ML10」は70,000円前後、22型「LCD-22ML10」は50,000円前後。「LB」シリーズの19型「LCD-19LB10」は40,000円前後。 今回の2シリーズ4機種に共通の大きな特長として、液晶テレビで初として動画配信サービス「GIGA.TV」に対応(同社調べ)。「GIGA.TV」は、テレビや携帯電話(NTTドコモ対応)向けに動画コンテンツを配信するサービスで、携帯電話で途中まで視聴したあと続きをテレビで楽しむことも可能。フェイス・ワンダワークスが18日からのサービス開始を予定している。ほかにも「アクトビラ」や「TSUTAYA TV」、「テレビ版Yahoo! JAPAN」といったネットワークサービスにも対応する。 そのほかの特長として、シングルの地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを搭載。LEDバックライトを装備し、省エネ性能を高めた。また、音で操作をわかりやすくする「しゃべるテレビ」機能や「報知音」機能、人の声を聞き取りやすくする「声ハッキリ」モードなど、テレビを使いやすくする「らく楽アシスト」機能群を装備。さらに、「ML」シリーズの3機種はリモコン操作で画面の向きを左右各30度ずつ回転して見やすくする「オートターン」機能を備えた。 共通のおもな仕様として、解像度は1,366×768ピクセルのハイビジョン画質に対応、アスペクト比は16:9。スピーカーは、32/26型が10W×2、22/19型が3W×2。インターフェースはHDMI×3(22/19型は×2)/D4/ミニD-sub15ピン/コンポジット×2/デジタル光音声/LAN/SDカードスロットなど。 スタンドを含む本体サイズ/重さは、32型が幅76.2×高さ54×奥行き27.3cm/11.9kg、26型が幅64×高さ46.7×奥行き24.5cm/8.93kg、22型が幅53.2×高さ39.6×奥行き26cm/5.14kg、19型が幅46.1×高さ34.1×奥行き25.2cm/4.21kg。
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