Salesforceユーザーグループ(SFUG)とセールスフォース・ドットコムは31日、SFUGがセールスフォース・ドットコムの企業向けソーシャルネットワークソリューション「Salesforce Chatter」を導入したことを発表した。 SFUG(2010年5月設立)は、Salesforceユーザー企業・団体で構成された任意団体。各分科会で会員の事例を紹介し合い、その内容や資料を会員サイト上で共有していた。今回のChatter導入により、会員企業・団体を、現在の約120団体から日本の全Salesforceユーザー企業・団体に拡張する。ユーザーは、規模、業種、地域に関係なく、会員相互のコミュニケーション/コラボレーションを実施し、Salesforce活用・運用やクラウドの成功に関する情報共有を行うことが可能となる。SFUGへの入会およびChatterを利用するには、SFUGが提示する条件に合意することが必要。 SFUG会長である損保ジャパン・システムソリューション常務執行役員の小澤淳氏は、「SFUGは、業種、組織の形態や規模にとらわれず、あらゆる組織のユーザーが主体的に活動する今までには類のない新たな形態のユーザーグループです。昨年からの活動で得た経験、Chatterを活かした迅速なコミュニケーション、そして活発な情報交換を通じ、ユーザー一人1人の成功に寄与できると確信しています」とのコメントを寄せている。