日立製作所は3月28日、東日本大地震の影響と対応を発表した。自動車向け部品は、地震の影響で一時出荷を見合わせていた完成品は既に出荷した。また、25日から生産を再開した一部の製品についても、国内外への出荷を開始した。日立ビークルエナジー、日立オートモーティブシステムズの佐和事業所、福島事業所などは一部または全面的に操業を再開している。現在、操業を停止しているのは、日立電力システム社の日立事業所、日立都市開発システム社の水戸事業所、日立ディスプレイの茂原事業所の3拠点。一方、日立マクセルの大阪事業所は、被災地支援に向けて乾電池をフル生産している。