メッセージラボ ジャパンは11日、「Google公認」をうたったオンライン薬局を宣伝する新しい医薬品スパム キャンペーンを確認したことを公表した。 この医薬品スパム キャンペーンは、あきらかにブランド詐称で、Googleがホスティング・承認している薬局サイトは実際には存在しないという。このスパム メッセージには、脱毛防止薬を宣伝するテキストと、人気の無料ブログサイトに開設されているサイバー犯罪者のブログへのリンクが含まれていたとのこと。メッセージラボでは、2日間にわたり同様のスパム関連ブログ250件以上を自動ブロックした。 サイバー犯罪者が作成したブログには、Googleの新しいロゴが登場している。画像の「o」の部分が、それぞれ違う形の錠剤となっているもので、一見、Googleが記念日などに作成する特別なロゴ(doodles)のように見えるが、これはまったくの偽物で、Googleは一切関知していないものだ。ロゴ下のテキストには、Googleが「医薬品インターフェイス」の提供を開始したという偽の情報が書かれており、さらにテキストが続いた後、最後にリンクのように見える青い下線文字が現れる。 このリンク(vriagrav - make sesxx)をクリックすると、スパムWebサイトが表示される。画像そのものは、このブログサイトではなく、ロシアのサイトにホスティングされており、画像はGIFファイルのようですが、実際はJPEGファイルとなっているなど不審な点が多い。こういったサイトを利用する人は日本では少数かもしれないが、運良く薬が購入できたとしても、偽薬といったケースもあり得る。ぜひ注意してほしい。
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