総務省は10日、「地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査」の結果を発表した。 それによると地上デジタル放送受信機の世帯普及率は94.9%となった。対応テレビの普及率は91.1%で前回の84.8%から6.3ポイント増加した。購入動機としては、地上アナログ放送の終了を見越して受信機を購入した世帯が前回調査から増加している。一方で、地上デジタルテレビ放送対応受信機を保有していない理由としては、地上アナログ放送の停波まで時間的余裕がある(約6割)、経済的に余裕がない(約3割)との回答があげられた。 ちなみに普及率が最も高いのは三重県で97.8%、最も低いのは沖縄県で88.9%となっている。