宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、若田光一宇宙飛行士が、ISS第38次/第39次長期滞在搭乗員として決定したことを発表した。さらに、日本人初の“コマンダ―”(船長)として第39次長期滞在の指揮をとることも決定した。 第38次長期滞在(約4か月間)は、フライトエンジニアとしてISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験、「きぼう」日本実験棟を含むISS各施設のシステム運用を実施する予定。第39次長期滞在(約2か月間)は、さらにISSコマンダーを務める。コマンダーの任務は、ISS長期滞在搭乗員全員の安全を確保し、ミッションを確実に達成することとなる。 若田宇宙飛行士は、2009年に約4か月半のISS長期滞在を行い、その後は宇宙飛行士訓練を継続するとともに、NASA宇宙飛行士室のISS運用ブランチ・チーフとして、またJAXAの宇宙飛行士グループ長として業務に従事していた。今後はソユーズ宇宙船およびISSの搭乗に必要な訓練を3月末から開始する予定。 若田氏は「先月末には宇宙ステーション補給機である“こうのとり”の2号機がISS運用に不可欠なさまざまな物資を搭載してISSに無事到着しました。また、筑波の管制チームや研究者の活躍によって“きぼう”日本実験棟でもさまざまな成果が生まれてきており、我が国はISS計画における貢献度を着実に高めて来ています。これまでの訓練や宇宙飛行経験、さらにJAXAそしてNASAにおけるマネージメント業務を通して学ばせて戴いた知見を充分に生かし、ISS全体の利用の成果を最大限に出していけるよう全力で宇宙飛行の準備と訓練に取り組んで参りたいと思います」とのコメントを寄せている。
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