社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、「3D対応機器国内出荷実績」を発表。3Dテレビの薄型テレビ全体における構成比は3.8%となった。 同協会では、2010年4月分から3Dテレビの国内出荷実績を集計し始め、4~9月期の実績累計値は13万1千台で構成比は1.3%。10~12月期の出荷台数は40万1千台で、37型以上に限った場合、構成比は4~9月期の4.1%から高まり、10~12月期は10%を超えた。構成比こそまだまだ少ないものの、台数ベースでは前期の6ヵ月と比較して約3倍となっており、出荷自体は堅調に増加している。 同時に「動画対応IPTV」、すなわちネットの動画・配信サービスを利用可能な薄型テレビの出荷実績も発表。2010年10~12月期の出荷台数における構成比は、65.2%(台数は695万8千台)。国内においては、ほぼ3台に2台がネットサービス対応となっている。