窃盗事件を起こしたとして今年9月に長崎県警が逮捕した39歳の男が、他県での犯行に及んだ際、グーグルが提供する「ストリートビュー(SV)」を参考に現場の様子を把握したり、逃走経路の確認をしていたことが明らかになった。 長崎県警・長崎署によると、この男は2010年9月7日に同署が窃盗容疑で逮捕し、現在は同容疑で起訴されている。男はシャッターの昇降ボタンを破壊する手口で建物内に侵入。現金などを奪っていた。これまでの調べで13都道府県で108件の犯行を繰り返し、約620万円を盗んでいたことがわかっている。 SVを参考にして犯行に及んだとみられているのは、今年6月に岡山県倉敷市内で発生し、約25万円の現金を盗難したというもの。漫画喫茶のパソコンで店の外観や逃走経路などをチェック。実際の犯行に及んでいた。 他の場所でもSVを使用していたとみられるが、男が明確に「SVで下見をした」と供述しているのは、岡山県内で発生した2件のみだという。 日本国内でSVを悪用した窃盗事件が明らかになるのは今回が初とみられる。
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