はじめまして。福島です。みなさん、味気ない年賀状に見飽きていませんか? 私、今年は決めたんです。味のある手描きの年賀状を送ろうと。先日モバイルコンテンツを作っている隣の部署の社員さんに、PC上で描いたイラストを見せてもらいました。ペンタブレットを使って描いたみたいなんですけど、PCで描いたデジタルのイラストなのに、手描き感が満載でちょっとびっくりしました。PCとアナログな絵っていうギャップに感心したというか、妙にツボだったんですよね。でもね、実は「ペンタブレット」ってよく知らないんですよ。なんてデジタル機器を扱うこの編集部において、笑いごとじゃございません。ここで普段仕事でペンタブレットを使っていらっしゃる社員さんに聞いてみると……「Bambooシリーズで、確かエントリーモデルみたいのがあったはずだけど。機能は最小限で、上位モデルみたいに付属ソフトもついてないから買いやすいんじゃない?」 良いですね。私が欲しかった機種はずばり機能が最小限で、一番安いものです! だってそもそもどんな機種が欲しいのか自分でも分からないし、いきなり高いものを買って泣きをみたくはありませんからね。そしてサイトを読み進めていくと……「Bamboo Pen」というモデルが、付属ソフトなしで、価格もBambooシリーズのペンが使えるモデルで一番安い6,980円です。ほかのモデルには搭載されているらしい指でのタッチ入力機能とか、タブレット本体のファンクションキーなんかの機能は省かれていて、機能がペン1本での入力に絞られてるみたい。これくらいの値段だったら気軽に買えそうですね。さて、買いたいモノが決まったところで、あとはいかにこれを編集部の備品として買ってもらうかです! お金に細かいうちの編集長を説得しないといけないので、望みはうすいのですが、デジモノを扱う編集部なんですから、ペンタブレットが1個くらいあったっていいじゃないですか。絶対説得してみせます。意地でも身銭を切らない覚悟ですよ。私「編集長、ペンタブレット欲しいんですけど」編「いいよ」即答でした。1個くらいあっても困らないからねとのことですが、全く想定外なレベルで、幸先のいいスタートになりました! 話がうますぎてちょっと怖いけど、俄然やる気も出てきましたよ!編「その代わりレビュー記事書けよ」ほら来た。先程の物分かりの良さからすると、頼まなくても買っていた可能性大ですが、どうやらタイミングをちょっと間違えたようです。編集長にまんまとしてやられた感じですが、とりあえず手に入れられたのでオッケーとしましょう!簡単なセッティングの後、年賀状のイラスト作成に向けて、練習でウサギの絵を描いてみます。ペンタブレットで絵を描くのは初めてだったので、初心者の私にとっては新鮮な感覚です。ペンタブレットを使っている社員さんによれば、「ムダな動作がないから、ちょっと慣れれば、すごくスムーズに速く操作できるよ」とのこと。さぁ、肝心のイラストですが、「Bamboo Pen」には、付属ソフトはついていないので、Windowsの「ペイント」を使って描きます。最初に描いたのは、ウサギがサッカーボールを蹴っている絵です。最初はウサギのみでしたが、左側にスペースができてしまったので、ウサギのポーズに合わせて意味もなくサッカーボールを蹴らせたところがポイントです。ついでにふと思いついて、同じ絵を(ムダに)マウスでも描いてみました。案の定ヘロヘロな生き物がでてきましたよ! 耳が長いところでかろうじてウサギだと分かります。ポーズも阿波踊りっぽくなっちゃいましたねー。てか口元がやらしいわ! ちょっと楽しくなってきたので、今度は編集部の人たちも巻き込んで、ウサギの絵を描いてもらいました。めいわくな娘でごめんなさい。まずは編集長の作品です。なんともアメリカンなウサギですね。個人的には、バック○バニーに見えたりもするのですが、タッチは水墨画風で、ずっと見てると味がでてくる(?)気がします。二番手は新卒の営業女子Aちゃんです。彼女によると、「土に埋まったウサギが引き抜かれてる絵です。私は引き抜きうさぎって呼んでるんですよ。ウサギを朝鮮ニンジンっぽく描くところがポイントですね。小学生の時からずっと描いてるんです!」 なるほど。コメントといい絵のコンセプトといい、突っ込みたいところはいっぱいあるけど、なんかかわいいかも! 年季が入っているだけあって、絵の完成度も高い気がします。そんな感じで、「Bamboo Pen」はセッティングが簡単で、操作も直感的にできたのが魅力でした。これならITのリテラシーが低くて使えないということはまずなさそうですね。こんな感じで次は年賀状に使うイラストも描こうと思っています。出来上がったら、またご報告しますので、よろしくお願いします!