米フェースブック(Facebook)は15日(現地時間)、サンフランシスコで開催されたプレスカンファレンスにて、新たなメッセージサービスを発表した。同サービスは、チャットやテキストメッセージ、eメールなどのメッセージの一括管理や、会話の履歴の保存などが特徴。サービスは今後段階的にユーザーへ公開される予定。 同サービスでは、Facebook上でのメッセージのほかにも、チャットやテキスト、eメールアドレス(任意で“@facebook.com”のアドレスを利用可能)などを一括管理できる。メッセージの表示は、Facebook上の友人と、友人の友人までが優先的に表示され、日付やタイトルではなく友人やグループごとにまとめて表示される。デフォルトでは、友人や友人の友人からのメッセージと、そのほかのメッセージはそれぞれ別のフォルダーに保存される。 任意で取得できる“@facebook.com”には、既存のYahoo!メールやHotmail、Gmail宛てに送られたメッセージが直接送信される。また“@facebook.com”から外部のメールにメッセージを送信した場合、メール内にFacebookアカウント上の名前やプロファイル写真などが表示されるという。写真や動画、ドキュメントファイルの添付も可能。 同サービスのデフォルトでは、全てのFacebookユーザーからメッセージを受信できるが、設定によって変更可能。また“@facebook.com”を取得することによって、Facebookユーザー以外からのeメールの受信もできるようになる。